ガイド
ホームページの解約・他社への乗り換え時に確認すること
今の会社に頼みづらい、更新が有料で使いにくい、そもそも連絡が取れない——乗り換えを考える理由はさまざまです。ただ、手順を誤ると、これまで積み上げた検索での評価やメールまで止まります。確認すべき点を順に挙げます。
動く前に確認する5点
1. 独自ドメインは誰の名義か
もっとも重要です。〇〇.com のようなドメインが制作会社の名義になっていると、解約時に引き継げないことがあります。
- 名義がお店(またはご自身)→ 問題ありません。移管手続きで引き継げます
- 名義が制作会社 → 移管に応じてもらえるか、契約書と併せて確認してください
ドメインが変わると、名刺・看板・ショップカードのURLがすべて使えなくなり、検索での評価も一からになります。
2. サーバーは誰が契約しているか
サーバー(サイトの置き場所)も同様です。制作会社のサーバーに間借りしている場合、解約と同時にサイトが消えます。新しい置き場所を用意してから解約するのが原則です。
ドメインとサーバーの基礎は独自ドメインとサーバーの費用・選び方にまとめています。
3. サイトのデータをもらえるか
HTMLや画像などの一式を受け取れるか、契約書を確認してください。「納品物の著作権は制作会社に帰属する」となっている場合、そのまま持ち出せないことがあります。
最低限、写真の元データだけは手元に確保しておいてください。撮り直しがいちばん手間のかかる作業です。
4. メールアドレスも止まらないか
info@〇〇.com のように、ドメインを使ったメールアドレスを使っている場合、サーバーの解約と同時にメールも受信できなくなります。予約や問い合わせがこのアドレスに届いているなら、切り替えのタイミングを慎重に決める必要があります。
5. 契約期間と解約予告
年間契約で自動更新になっていることがあります。「解約は3か月前までに書面で」といった条項も珍しくありません。契約書を先に読んでから動いてください。
移行の手順
- 契約書を確認(ドメイン名義、サーバー、解約予告期間、データの扱い)
- 新しい依頼先を決め、移行の可否を相談
- 写真・文章・メールの中身を手元にバックアップ
- 新しいサイトを別の場所で先に作る(現行サイトは表示したまま)
- ドメインを移管、または向き先を切り替える
- 切り替え後、表示とメールの受信を確認
- 問題がないことを確認してから、旧契約を解約
順序が肝心です。先に解約すると、切り替え作業の間サイトが消えます。
よくあるトラブル
| 症状 | 原因 | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 解約と同時にサイトが消えた | 制作会社のサーバーに間借りしていた | 新しい置き場所を先に用意 |
| ドメインを引き継げなかった | 名義が制作会社だった | 契約時に自分名義で取得 |
| メールが届かなくなった | サーバー解約でメールも停止 | 切り替え日を決めて周知 |
| 検索順位が下がった | URLが変わり、旧URLからの転送設定がなかった | 旧URLから新URLへ転送を設定 |
| 連絡が取れない | 廃業・担当者不在 | ドメイン管理会社に直接問い合わせる |
最後の「連絡が取れない」場合でも、ドメインが自分名義であれば、登録している管理会社(お名前.comやムームードメインなど)に直接ログインして操作できることがあります。まずは名義を確認してください。
乗り換え先を選ぶときに聞くこと
同じ問題を繰り返さないため、次の3つを新しい依頼先に確認しておくことをおすすめします。
- ドメインは自分名義で取得・管理できるか
- 解約時にサイトのデータを渡してもらえるか
- 更新は月額に含まれるか、1回いくらか
のれんWEBの月額保守プランは1か月単位で、解約金・違約金はかかりません。解約のご連絡をいただければ、翌月分以降のご請求は発生しません。ドメインの名義や解約時のデータの扱いについては、ご契約前に個別にご説明していますので、お問い合わせからお気軽にご確認ください。
依頼先の選び方は制作会社・自分で作る・月額サブスクの違い、保守費の相場は店舗ホームページの費用と保守費の相場をご覧ください。
サイト制作(実物のご提示まで)は無料です。気に入った場合のみ月額保守へ。クレジットカード登録は不要。独自ドメインの取得費は別途。