ガイド
ホームページとSNS・食べログの役割分担
InstagramもXも食べログもGoogleマップも、全部やるのは無理です。どれが何の役に立っているのかを整理すると、力を入れる先が決まります。答えは業種と、いま何に困っているかで変わります。
4つのメディアの役割は、全部違う
| 役割 | 強み | 弱み | |
|---|---|---|---|
| Googleビジネスプロフィール | 見つけてもらう(地図・検索) | 無料・効果が明確 | 表現の自由度がない |
| ホームページ | 判断してもらう | 自分で決められる・手数料なし | 待っているだけでは見られない |
| SNS(Instagram等) | 思い出してもらう | 継続的に接触できる | 過去の投稿が埋もれる |
| 掲載サイト(食べログ等) | 比較検討の土俵に乗る | 探している人に届く | 競合と並ぶ・手数料 |
重要なのは、どれかが他の代わりになるわけではないということです。
来店までの流れで考える
お客様が来店するまでの流れは、おおよそ次の3段階です。
段階1:知る・見つける
- 地図で「近くの居酒屋」を探す → Googleビジネスプロフィール
- 掲載サイトで一覧から探す → 食べログ・ホットペッパー
- SNSで見かける → Instagram・X
段階2:判断する
店名で検索して詳しく調べる段階です。ここで見られるのがホームページです。
- 営業時間、定休日
- メニューと料金
- 場所と駐車場
- 誰がやっている店か
ここに情報がなければ、他の候補に流れます。当方の全国調査では、68.7%の店がこの段階の受け皿を持っていませんでした。
段階3:また来る
SNSと、ホームページのお知らせ欄が効きます。臨時休業、季節のメニュー、営業時間の変更。常連さんが確認する場所になります。
業種別:力を入れる順番
飲食店
- Googleビジネスプロフィール(必須・無料)
- ホームページ(判断の受け皿)
- 掲載サイト(新規の入口として)
- SNS(余力があれば)
飲食店は「(地名)+(業種)」で地図から探される割合が高い業種です。まずGoogleビジネスプロフィールを埋めてください。
美容室・理容室
- Googleビジネスプロフィール
- 掲載サイト(サロン予約系。新規の主な入口)
- ホームページ(常連さんと、指名で探す人の受け皿)
- SNS(スタイル写真の蓄積として有効)
理美容では、掲載サイトの比重が飲食より大きくなります。ただし予約1件ごとに手数料がかかるため、常連さんの導線を自店に移す価値があります。
カフェ・雑貨店
- Googleビジネスプロフィール
- SNS(世界観が来店動機になるため、比重が大きい)
- ホームページ
- 掲載サイト
掲載サイトとホームページの使い分け
これがいちばん現実的な論点です。
- 新規のお客様 → 掲載サイト経由でも構いません。手数料は新規獲得の費用と考えられます
- 常連さん → 自店のホームページから予約してもらうほうが、手数料がかかりません
名刺、ショップカード、レシート、店内の掲示に自店のURLを載せておくと、二度目以降の来店が自店経由に移っていきます。
SNSだけで足りない理由
SNSは流れていきます。3か月前の投稿に書いた営業時間を、お客様が探し当てることはありません。また、アカウントが凍結されたり、サービスの仕様が変わったりすると、それまでの蓄積が使えなくなる可能性があります。
自分が管理できる場所を1つ持っておくことの意味は、ここにあります。
それでも全部はできない場合
優先順位はこうです。
- Googleビジネスプロフィールを埋める(無料・今日できる)
- 営業時間・メニュー・場所が載ったページを1つ持つ
- 余力に応じてSNSと掲載サイト
2番目が用意できていない状態で、SNSの投稿頻度を上げても、判断の段階で情報がないまま終わります。
Googleビジネスプロフィールとホームページの違いはこちら、成果につながるサイトの条件は集客できる店舗ホームページの共通点10、業種別の作り方は業種別・店舗ホームページ事例と作り方にまとめています。
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