ガイド|基礎解説
飲食店・店舗ホームページの作り方 完全ガイド
「グルメサイトのページはあるけれど、自分の店のホームページはない」。飲食店・店舗ではよくある状態です。この記事では、店舗ホームページに最低限必要なもの、作り方の4つの選択肢とそれぞれの向き・不向き、費用の目安、公開までの手順を、営業前提の実務目線で整理します。費用・無料・AI・業種別の詳しい話は、続きの記事にまとめています。

この記事の続き(テーマ別の詳しい解説)
- 費用と保守費の相場 → 店舗ホームページの費用と保守費の相場【2026年版】
- 無料で作る方法と限界 → 無料で店舗ホームページを作る方法と、その限界
- AIで作る場合 → AIでホームページを作る:メリット・限界・向いている店
- 業種別の作り方 → 業種別・店舗ホームページ事例と作り方
結論:豪華さより「必要な情報がすぐ見つかること」
店舗のホームページで大事なのは、凝ったデザインではありません。来店を迷っているお客様が知りたいことに、迷わずたどり着けること。そして、その情報が最新であること。この2点がそろっていれば、役割はほぼ果たせます。
作り方は大きく4つあります。かけられる時間と予算で選び方が変わります。時間が取れるなら自作ツール、仕上がりの質を求めるなら制作会社への外注、初期費用と手間を抑えたいなら「先に作ってもらう」方式が向きます。
店舗ホームページに最低限必要なもの
まず、次の項目がそろったページを公開することを最優先にしてください。
- 店名・キャッチコピー(どんな店かが一言で伝わる)
- 営業時間・定休日(年末年始などの臨時変更もすぐ反映できること)
- 住所・地図・最寄り駅からの行き方
- メニューと価格(主要なものだけでも可。写真があると強い)
- 電話番号・予約導線(電話・予約サイト・メッセージのいずれか)
- 店内・料理の写真(数枚でも印象が大きく変わる)
- SNS・グルメサイトへのリンク
載せる項目と順番は、飲食店ホームページに必ず入れるべきコンテンツ7つ で詳しく解説しています。
開業当初は用意しなくてよいもの
ブログ、スタッフ紹介、こだわりの長文、オンラインショップなどは、後から足せます。最初から完璧を目指すと公開が遅れます。まず上の7項目で公開し、運用しながら育てるのが現実的です。
作り方の4つの選択肢
1. グルメサイトの無料店舗ページで済ませる
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーなどの無料店舗ページや、飲食店向けの無料ホームページサービスに情報を載せる方法です。費用はかかりませんが、独自ドメイン(店名.com のような自分のアドレス)は使えず、見た目は他店と共通のテンプレートになります。「店名」で検索したときにグルメサイトが上位に出るため、ここを埋めておくこと自体は有効です。
2. 自作ツールで自分で作る
Wix、ペライチ、グーペ、STUDIO などのサービスを使い、自分でページを組む方法です。月額は無料〜3,000円程度。デザインの自由度は上がりますが、写真の準備・文章の作成・スマホ表示の調整まで、まとまった時間が必要です。営業しながら片手間で仕上げるのは、想像よりも大変です。
3. 制作会社に外注する
初期費用20〜50万円前後、月額の保守費が5,000〜20,000円程度が一般的な目安です(規模により上下します)。仕上がりの質は高くなりますが、打ち合わせ・原稿確認・修正のやり取りに時間がかかり、公開まで1〜2か月かかることも珍しくありません。
4. 先に作ってもらってから判断する
のれんWEBのように、依頼側がまず無料でサイトを作ってお見せし、気に入った場合だけ月額の保守契約に進む方式です。初期費用をかけずに完成形を確認でき、判断を後ろにずらせるのが特徴です。この記事の書き手はこの方式を提供していますが、以下では中立に比較します。
費用と手間の比較
| 方法 | 初期費用 | 月額 | 独自ドメイン | 手間 | 向いている店 |
|---|---|---|---|---|---|
| グルメサイトの無料ページ | 0円 | 0円〜 | 不可 | 小 | まず最低限を用意したい |
| 自作ツール | 0円 | 0〜3,000円 | プランによる | 大 | 時間があり自分で更新したい |
| 制作会社に外注 | 20〜50万円 | 5,000〜20,000円 | 可 | 中 | 予算があり質を最優先 |
| 先に作ってもらう方式 | 0円 | 10,000円前後 | 可(別途取得) | 小 | 初期費用と手間を抑えたい |
金額の詳しい内訳は 店舗ホームページの費用と保守費の相場【2026年版】 にまとめています。
「無料」で作るときの注意点
無料の範囲と切り替えの目安は 無料で店舗ホームページを作る方法と、その限界 で詳しく説明しています。
公開までの手順
- 写真を用意する(外観・内観・看板メニュー。スマホでも可。明るい時間帯に撮る)
- 情報を1か所に整理する(営業時間、住所、電話、メニューと価格、定休日)
- 方式を選ぶ(上の4択から、かけられる時間と予算で決める)
- 公開する(独自ドメインを使う場合は取得・設定も行う)
- 更新体制を決める(営業時間変更・臨時休業をすぐ直せる状態にしておく)
作った後に一度も更新されないサイトは、かえって印象を下げます。「誰が・どうやって直すか」を最初に決めておくことが、実は一番大事です。のれんWEBの場合はLINEでメッセージを送るだけで更新を依頼できるため、管理画面の操作を覚える必要がありません。保守を頼む場合に何をしてもらえるかは ホームページ保守を頼むと具体的に何をしてくれるのか を参考にしてください。
業種による違い
同じ「店舗ホームページ」でも、業種によって力を入れる場所が変わります。飲食店はメニューと雰囲気の写真、美容室は予約導線とスタイル例、カフェは世界観の伝わる写真、理容室は場所と料金の分かりやすさが要になります。業種ごとの構成は 業種別・店舗ホームページ事例と作り方 に整理しました。
まとめ
店舗のホームページは、豪華さより「必要な情報がすぐ見つかること」と「情報が最新であること」が価値になります。まずはグルメサイトの無料ページを埋めつつ、独自ドメインの本サイトをどう持つかを検討する、という順番がおすすめです。次に読むなら、費用感をつかめる 店舗ホームページの費用と保守費の相場【2026年版】 が役立ちます。
サイト制作(実物のご提示まで)は無料です。気に入った場合のみ月額保守へ。クレジットカード登録は不要。独自ドメインの取得費は別途。