ガイド
理容室・バーバーのホームページの作り方
理容室は、長く通ってくださる常連さんに支えられる商売です。一方で、引っ越してきた人や、床屋を変えたい人は必ず検索します。この2つは求めている情報が違うため、同じページで両方に応える構成が必要になります。
理容室のサイトは、美容室と設計が違う
当方が全国の店舗を調べたところ、理容店の64.1%が自分のホームページを持っていません(全国49,165軒の調査)。美容院の57.6%より高く、ホットペッパービューティーのような集客プラットフォームへの依存も、美容室ほど強くありません。
つまり理容室では、自分のホームページが唯一の受け皿になる場面が多いということです。作りも、美容室とは変えたほうがよい点があります。
| 美容室 | 理容室 | |
|---|---|---|
| 主な来店動機 | スタイルを変えたい | 定期的に整えたい |
| 来店間隔 | 1〜3か月 | 3週間〜1か月 |
| 予約 | ほぼ予約制 | 飛び込みも多い |
| 見せる中心 | スタイル写真 | 待ち時間・料金・場所 |
美容室のサイトづくりは美容室・サロンのホームページの作り方にまとめています。ここでは理容室特有の点を扱います。
必ず入れる6項目
1. 料金表(税込・所要時間つき)
理容室で最初に見られるのがここです。次の3つを揃えてください。
- 税込価格
- 所要時間の目安(「カット40分」など)
- 何が含まれるか(シャンプー、シェービング、顔そりの有無)
「カット+シェービング」のように組み合わせで料金が変わる場合は、代表的な組み合わせを表にすると分かりやすくなります。
2. 予約が要るのか、飛び込みでよいのか
これを書いていないサイトが非常に多く、新規のお客様が入りにくい最大の理由になっています。次のどれかをはっきり書いてください。
- 予約優先(飛び込みも空いていれば可)
- 完全予約制
- 予約なし・先着順
「土曜の午前は混み合います」のように、混む時間帯を書いておくと親切です。
3. 待ち時間の目安
飛び込みが多い業態では、「今行って待つのか」が来店の判断を左右します。厳密でなくて構いません。「平日は基本的にお待たせしません」の一行があるだけで違います。
4. 場所が分かる情報
理容室は住宅街や商店街にあることが多く、地図だけでは辿り着けません。目印になる建物、駐車場の有無と台数を書いてください。「〇〇薬局の隣」「店の前に2台停められます」といった情報が実際に効きます。
5. 店主の顔と経歴
理容室は、技術と人で選ばれます。長く続けている店ほど、これが強みになります。
- 何年営業しているか
- どこで修行したか
- 得意な仕上げ(クラシックバーバー、和装前の整え、白髪染めなど)
顔写真に抵抗がある場合は、手元の写真や店内の写真でも構いません。ただし「誰がやっている店なのか」が伝わることが重要です。
6. 対応できる客層
意外に見落とされがちですが、来店の判断材料になります。
- 小さなお子さまの散髪に対応しているか
- 車いすで入れるか、段差はあるか
- 女性のお客様も受けているか
写真は3種類あれば足りる
スタイル写真をたくさん撮る必要はありません。理容室では次の3種類で十分です。
- 外観(入口が分かるもの)
- 店内(椅子が並んでいる様子。清潔感が伝わる明るさで)
- 仕上がり(後ろ姿や襟足など、顔が写らない角度でも構いません)
撮り方は店の写真の用意・撮り方ガイドをご覧ください。スマホで、営業前の明るい時間に撮れば十分です。
常連さんにも使ってもらう
新規獲得だけがホームページの役割ではありません。常連さんにとっては、臨時休業や営業時間の変更を確認する場所になります。
- 年末年始や連休の営業予定
- 臨時休業のお知らせ
- 料金改定のお知らせ
ここが更新されていれば、電話での問い合わせが減り、お互いの手間が省けます。逆に、更新が止まったサイトは「見ても意味がない」と思われ、二度と見られません。
のれんWEBでは、臨時休業やお知らせの掲載をLINEで送っていただければ反映します。月額の保守費に含まれ、その都度の費用はかかりません。
業種ごとの構成の違いは業種別・店舗ホームページ事例と作り方、サイト全体の作り方は飲食店・店舗ホームページの作り方 完全ガイドにまとめています。
サイト制作(実物のご提示まで)は無料です。気に入った場合のみ月額保守へ。クレジットカード登録は不要。独自ドメインの取得費は別途。