ガイド
AIホームページ作成ツールの比較(店舗向け)
「AIがホームページを自動で作る」とうたうサービスが増えました。ただ、同じ看板でも中身はかなり違います。個別の製品名を並べる前に、まず系統で分けて考えると選びやすくなります。
3つの系統に分けて考える
| 系統 | 何をしてくれるか | 店舗での使い勝手 |
|---|---|---|
| ① 質問に答えると一式生成 | 業種や店名を入力すると、たたき台が出る | 早いが、そのままでは使えないことが多い |
| ② 既存の作成ツールの補助機能 | 文章や画像の生成を手伝う | 結局、組み立ては自分 |
| ③ 生成+人の仕上げ | 生成したものを人が整えて納品 | 手間は最小。費用は月額が中心 |
① 質問に答えると一式生成される型
業種・店名・雰囲気などを入力すると、ページの構成・文章・仮の画像まで含めたたたき台が数分で出てきます。
利点:とにかく早い。ゼロから考える負担がない
注意点:
- 文章が一般論になりがち — 「厳選された食材」「くつろぎの空間」といった、どの店にも当てはまる表現が並びます。これでは他店と差がつきません
- 画像が実在の店のものではない — 生成された画像をそのまま使うと、来店したお客様に「写真と違う」と思われます
- 情報の正確さは保証されない — 営業時間や定休日は、必ず自分で確認して直す必要があります
たたき台としては有用ですが、そのまま公開できる状態ではないと考えてください。
② 既存のホームページ作成ツールの補助機能
Wixやペライチなどのサービスに、文章生成や画像生成の機能が組み込まれているものです。
利点:使い慣れたツールの中で完結する
注意点:補助はしてくれますが、ページを組み立てるのは自分です。作業時間の削減幅は、思ったより小さいことがあります。
各サービスの特徴はWixで飲食店サイトを作るときの注意点、ペライチ・グーペで店舗サイトを作る場合の向き不向きにまとめています。
③ 生成したものを人が仕上げる型
生成の速さを使いつつ、公開できる品質までは人が仕上げる形です。のれんWEBもここに含まれます。
利点:お店側の作業がほとんど発生しない。文章の一般論化や、写真の不一致を人が直せる
注意点:月額の費用がかかります。自分で作る時間があるなら、①②のほうが安く済みます
系統を問わず確認すべき5点
どのツールを選ぶ場合でも、次の点は契約前に確認してください。
- 独自ドメインが使えるか — 使えないと、後で移すときに検索評価を失います(詳しく)
- 生成された文章を自由に書き換えられるか — 修正できない仕組みだと、実態と合わない表現が残ります
- 画像の権利関係 — 生成画像の商用利用が認められているか
- 解約するとどうなるか — サイトが消える契約かどうか(詳しく)
- 表示速度とスマホ表示 — 公開後に自分のスマホで開いて確認(詳しく)
生成された文章をそのまま使わない
これがいちばん大事な点です。生成された文章は、どの店にも当てはまる無難な表現になります。無難ということは、選ぶ理由にならないということです。
最低限、次の3つは自分の言葉に直してください。
- 何が看板メニューか(具体的な料理名で)
- なぜその店をやっているのか(一行でも構いません)
- どんな人に来てほしいか
ここが具体的なだけで、印象は大きく変わります。
品質面の不安について
「AIで作ったサイトは検索に出ないのでは」「表示が遅いのでは」という懸念については、AIで作ったホームページのSEO・表示速度は大丈夫かで、確認すべき項目とともに扱っています。
外注との違いを整理したい場合はAI作成サイトと制作代行の違い、AIで作ること全般の向き不向きはAIでホームページを作る:メリット・限界・向いている店をご覧ください。
サイト制作(実物のご提示まで)は無料です。気に入った場合のみ月額保守へ。クレジットカード登録は不要。独自ドメインの取得費は別途。